ゲロゲゾロアーク【シティリーグシーズン1 千葉ベスト8】
こんにちは。今回はシティリーグ千葉エクストラの使用デッキの簡単な解説記事になります。
1.環境考察・デッキ選択
シティリーグエクストラの前半ではウルネクがかなり多かったらしく、それにメタを張った三神三鳥レシゼクやガブギラオンバーンなどが勝ち上がった。シティリーグ千葉で優勝した三神三鳥レシゼクのデッキレシピの完成度が高く、そのデッキをそのまま持ち込むプレイヤーが多いと予想した。
ただ三神三鳥レシゼクは自分の肌に合うデッキではなかったので、三神三鳥レシゼク・ガブギラオンバーン・ウルネクに有利を取れるゲロゲゾロアークが候補に上がった。レシゼクの台頭によりサナニンフはかなり数を減らすと予想し、ゲロゲゾロアークは追い風だと考えた。
三神三鳥レシゼクはアルティメットレイで三鳥にエネルギーをつける型だったため、サイドは先行されるも中盤以降からグッズロック+エネ破壊でまくることができると考えた。
ガブギラオンバーンはブルーの探索頼りであるため、とにかくグッズロックが刺さることと現物ザオボーを2枚採用することにより確実に勝てるようにした。シティリーグ前半のコピーデッキor模倣デッキを持ち込むプレイヤーが多いと予想した。あと、レッドカードが打てないブルーの探索は正直弱いと感じたため、使う気は全く起きなかった。
ビーチレジロック、ショックロック、アイアントLOなどは数が少ないと予想し、マッチングしたら切ることにした。
したがって、ゲロゲゾロアークを選択した。
2.デッキレシピ
【採用理由】
〈ポケモン〉16
ガマゲロゲEX 3
このデッキの主軸ポケモン。二子玉で手軽にグッズロックが可能。ゲロゲスタートしたいデッキも多いが、ウルネクに対してはゲロゲスタートしなくても良かったりするので3枚採用とした。
ゾロア 4
お金のある人はにらむゾロアにしましょう。でも、ぶつかるでボクレーを小突くことができるので強い(?)
ゾロアークGX 3
当初4枚採用していたが、なりかわるゾロアークを入れたかったため、3枚採用とした。2体立てば十分。
ゾロアーク(なりかわる) 1
かるいしをつけることでバトル場に出たり、ベンチに引っ込んだりすることができる。中打点を出したり、ゾロミラーやショックロックにやや強くなる。
カプ・テテフGX 2
ロンゾロとは違い、ゲロゲゾロアークでは3枚採用する枠がないので2枚採用とした。
シェイミEX 1
後1で無理やり二子玉を引きにいきたいときに使ったりする。スカイリターンで負け筋を減らすこともできるのでデデンネGXではダメ🙅♂️
ウソッキー 1
このカードを採用することで三神三鳥レシゼクに対してかなり楽に戦うことができる。三神三鳥レシゼクはベンチを制限されてグッズロックをされるとほぼ何もできない。不死鳥チャレンジをする枠がなくなるのでオカルトマニアを打つ必要がなくなり、プルメリでエネを割っていけば良い。
タマタマ 1
こちらもロンゾロとは違い、このデッキではバトコンを採用しなかったので1枚採用とした。とりひきのコストにしたり、プルメリのコストにすることが多い。プレイングはウツギで持ってきた後にとりひきで捨てたり、プラターヌで落とすようにする。
〈グッズ〉24
ハイパーボール 4
あらゆるポケモンをサーチすることができるので当然4枚採用。
プレシャスボール 1
割と好みなので入れなくてもいいが、テテフGXやゾロアークGXをノーコストで持ってこれる点が強い。
バトルサーチャー 4
ゲロゲゾロアークはコントロールデッキであり、サポートを何度も使い回したいため4枚採用とした。しかし、エクストラだからと言って脳死で4枚採用するのはやめた方がいい。ビートダウン寄りの速攻デッキでは3枚で十分なこともあるし、1枚もいらないデッキも存在する。
時のパズル 4
言わずと知れた最強カード。当初、時パズなしでデッキを構築していたが、直前に試したら意外と枠を捻出することができたので採用。サポートや二子玉を回収したり、グッズをおかわりしたりする。
パソコン通信 1
どくさいみん光線 2
タチワキシティジムと一緒に採用することにより、ブルブルパンチのダメージを増幅し、デッキの遂行速度をあげることができる。ロックしたtagに対して1回打てればいいので2枚採用とした。
改造ハンマー 1
特殊エネ環境なので刺さる。今回はザオボーを2枚採用したため、改造ハンマーは1枚採用とした。
カウンターキャッチャー 1
サイドが先行されることも多いので、ブルブルパンチを打つタイミングで逃げエネが重いポケモンを呼び出す。そして、エネルギーがついているポケモンのエネルギーをザオボーやプルメリで割っていくのが基本的な動き。
レスキュータンカ 1
このデッキはプラターヌを採用しているため、ポケモンが落ちることが多い。落ちたポケモンを回収したり、山切れ防止で山に戻したりする。
フィールドブロアー 1
正直2枚採用したかったが、枠の都合上1枚採用とした。
闘魂のまわし 2
ブルブルパンチのダメージをUPすることができる。ゲロゲのHPが220になり、レシゼクのらいえんむそうの要求値を上げたり、三鳥のトリニティバーンを耐えたりする。
かるいし 2
前のポケモンを逃してゲロゲを出したいので2枚採用。なりかわるゾロアークにかるいしをつけると強い。
〈サポート〉13
プラターヌ博士 2
ゾロアーク系統には入らないことが多い。しかし、タマタマを落としたり、無理やり二子玉を引きにいかなければならないマッチングが存在するので十分採用価値があった。
N 1
2枚でも良い。
リーリエ 1
後1で二子玉は引きたいけど、リソースは切りたくない時に使う。意外と使い勝手が良い。
シロナ 1
もともとアクロマだった枠。初手事故ってる時のアクロマが地獄なためシロナにした。
ウツギ博士のレクチャー 1
バトコンを採用していないためゾロアゾロアタマタマみたいな動きをする。早期にコストを確保できるのが良い点。
グズマ 1
逃げエネが重いポケモンを呼び出してブルブルパンチを打つことが多い。もちろん最後の詰めにも使える。
アセロラ 1
ゲロゲの高耐久とシナジーがある。
プルメリ 1
基本エネを割らないといけないデッキもあるため必要。かつベンチのポケモンのエネを割りたいときも多いため、フレア団のしたっぱでは🙅♂️
ザオボー 2
今回のデッキコンセプトの最大の肝。現物ザオボーを2枚採用することによってオンバーンなどのグッズロックにテンポをとることができ、ガブギラオンバーンに確実に勝つことができる。もちろんウルネクにも4回使う。
オカルトマニア 1
Hex maniac。実は環境デッキにはそんなに使わない。ウソッキーをおけばレシゼクに対しても使わない。でもミュウミュウなどにマウントをとるときに使う。
主な採用理由としてはオンバーンに先にグッズロックされた時に使う。グッズロック解除し、時パズを使ったり、バトサでザオボーを回収したりして手札を整える。もちろんオルタージェネシスGXやフルメタルウォールGXにも有効。
〈スタジアム〉3
タチワキシティジム 2
どくさいみん光線とのシナジー。
混沌のうねり 1
もともとタチワキ3だったが、ウルネクに対して混沌のうねり+ブルブルパンチがかなり強いため1枚採用とした。サイラボを1枚多く吐かせることができるので詰み盤面を作りやすくした。
〈エネルギー〉4
ダブル無色エネルギー 4
スタンで使えなくなると悲しい。
前日にサークルのOBの田中やすひろさんの調整案がかなり強かったのでザオボー2枚採用や混沌のうねりを採用することにした。デッキ調整を手伝っていただき感謝しています。
3.当日のマッチアップ
一戦目 レシゼク 6-0◯ 先攻
対戦相手が小さい子の初心者でスタンのデッキだったため、イージーウィンすることができた。やたらエネルギーが多かったので、試合後に「エネルギー何枚入ってるの?」って聞いたら笑顔で「30枚!」って言われたのでリラックスすることができた。
二戦目 ミュウミュウ 3-3×時間切れ 先攻
自分がじゃんけん負けたのに相手が後攻を取ってきた。炎、水、雷エネルギーを用いた三鳥入りのバレット。先2、先3オカルトマニアを打つことができたので完全にテンポをとることができた。対戦相手の思考時間があまりにも長く1回だけ「ちょっと早めでお願いします」と促したが、改善されず無限に時間を使われた。ミュウミュウであんなに時間を使うのはありえない。よるこうでも使っといてくれ。
三戦目 ショックロック 6-0◯ 先攻
ヤナギブソンさんとの対戦。ショックロックと実際に対戦するのが初めてだったのでグッズロックしながらヨーテリーから倒していくプランをとった。なりかわるゾロアークが最後のサイド1枚に埋まっていたため、後攻だったら怪しかった。
四戦目 ガブギラオンバーン 6-0◯ 先攻
おそらく例のコピーデッキ。先2からグッズロックとエネ破壊が決まり予想通りの展開となった。ゲロゲがバトル場にいたのに対戦相手が後1でブルーでネストボールとポケモンいれかえを持ってきたのが謎だった。
五戦目 三鳥ミロカロス 6-4◯ 先攻
自分で組んだことがあるデッキだったので、やりやすかった。グッズロックがめちゃくちゃ刺さる。カウンターキャッチャーでエネがついてない三鳥を呼び出し、エネがついている三鳥のエネを割っていった。
予選4-1で6位抜け。
決勝トナメ
一回戦 三神三鳥レシゼク 0-6× 後攻
準優勝者。先1でめちゃくちゃ回されてホウオウ表で結構きついなーと思っていたら、にんじゃごっこが見えて絶望した。先2にんじゃごっこ三鳥スカイレジェンドでゾロア、ウソッキー 、ゲロゲにダメージを乗せられ悟った。ちょっと粘ったが詰めにオカルトマニアも打たれて完敗。
にんじゃごっこ型は使用感が悪く、存在しないと思っており、あまり考察していなかったのが甘かった。相手のデッキにタンカも入っており、よく練られていると感じた。
結果:ベスト8
4.まとめ
CL千葉エクストラ2-3、CL東京エクストラ3-3だったので徐々に勝ち数を増やすことができました。あとルール変更前にゾロアークを使うことができてよかったです。
シティリーグの後半で出るプレイヤーは前半の結果を踏まえることができるので環境予想はしやすかったです。さらに、シティリーグ後半でシティリーグ前半と同じデッキを構築共有するのは、デッキ構築がある程度ばれてしまうためあまり得策ではないと実感しました。
思ほえずCL愛知の優先権を獲得したため、頑張って愛知に行こうと思います。